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fc2logo本 紹介 京極 夏彦 『絡新婦の理』


д゚)チラッ
どうも僕です。




本 紹介 京極 夏彦 『絡新婦の理』


文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)

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出版社/著者からの内容紹介
理に巣喰うは最強の敵――。
京極堂、桜の森に佇(た)つ。

当然、僕の動きも読み込まれているのだろうな――2つの事件は京極堂をしてかく言わしめた。
房総の富豪、織作(おりさく)家創設の女学校に拠(よ)る美貌の堕天使と、血塗られた鑿(のみ)をふるう目潰し魔。連続殺人は八方に張り巡らせた蜘蛛の巣となって刑事・木場らを眩惑し、搦め捕る。中心に陣取るのは誰か?シリーズ第5弾。



※ネタバレ気にする方は読まずにスルーしてください。
ε≡≡ヘ( ゚Д゚)ノ




鳥山石燕『画図百鬼夜行』より「絡新婦」

絡新婦(じょろうぐも)は、日本各地に伝わる妖怪の一種。美しい女の姿に化けることが出来るとされていることから、本来の意味からの表記は「女郎蜘蛛」で、「絡新婦」は漢名を当てた熟字訓である。鳥山石燕の「画図百鬼夜行」では、火を吹く子蜘蛛達を操る蜘蛛女の姿で描かれている。wiki引用


「あなたが―蜘蛛だったのですね」
(京極 夏彦 『絡新婦の理』p12)


冒頭から犯人と対峙する京極堂
いきなりこれとはビックリした(゜∀。)いままでなかったパターンだ。


エンディングが物語の冒頭にあるという構成。



今回の物語は各章ごとに別々に進行しつつ、いろんな事件が複雑に絡み合っていて、、途中までは展開がまるで読むことができない。


徐々に、物語の終盤に行くにつれて、それらの事件がまるで蜘蛛の糸のように有機的に絡み合ってきて、話の全容をつかむことができ、最後まで読みきった後で改めて冒頭に戻ることで話の全容を理解することができました。


しかし織作家の家系・・・わかりづらい(-_-;)
まとめました(´∀`)♭グゥ~

無題_convert_20120411211305


今回は日本神話、キリスト教、ユダヤ教に関する圧倒的な知識の洪水は、

いつもながら絶品の味わいで、特に女性性についての描写が、味が濃く、美しく、

売春や性風俗と女性の人権についての考察をとおして本当の女性の強かさを見せてくれた作品だと思います。

いつもながらの奥深い思想に裏づけされた、鮮やかすぎるほどに色濃く書き上げられた小説だと思います。

巻中*の部分

誰と誰の話かまとめ

⇒前島八千代と川島新造⇒⇒織作葵と平野祐吉⇒⇒織作碧と杉浦隆夫⇒⇒石田芳江と織作雄之介⇒⇒織作茜と川島喜市


母系の理

男性側に立ってみると自分の子は自分の種を宿した女性が生んだ子供以外考えられない。

相続・家の存続を考えると、妾に長子を生ませれば分裂に危機に晒される。その為一夫一婦ではないと父系家族は制度が作られない。

こうして武家社会から時代は変わり、家父長制になり戸籍制度となった。


しかし女性側に立ってみると自分の子は誰が父親であっても(誰の種であっても)産まれた子は全て自分の子供として捉えられる。


穀物神は常に女性で、地母神は常にである。

夫婦(ふうふ⇒古来はめおと=女男)父母(ちちはは⇒おもちち=母父)大和言葉では常に、女性が優位にあるように古来より日本社会は、家を護り司るのは女性だった。

古来より村という共同体では子供は共有物で、親子関係とは常に母子関係でしかなく、父親は誰でもいいことが普通でした。


一人の女性が、複数の男性と性的関係を結んでも構わない社会だった。


なぜなら女性社会においては、全ての子供は必ず家長(母系)の血を引いていて、子供の父親は善い種を探すというレベルの問題でしかなく、その為に現代においては淫らで野蛮な風習と捉えられている妻問い・夜這いなどの風習が発展した。
(女系家族や母系社会において、社会情勢が変化しても近代まで農村部には残る。)


しかし、この夜這いなどを淫らと考えることそのものが男性をフィルターとして考えた

男性原理の視点でしかなく女性原理を差別的な視点で読み替えただけに外ならない。



そうしたなかで、男性原理また貨幣経済により・・・



織姫伝説や羽衣伝説よる、機を織りながら神を待った遊女(巫女)の神聖性は
誰にでも勘定できる貨幣に置き換えられ売春が生まれ・・・


機を織りながら待った神は人(男性)に置き換わり、神聖なる巫女は娼婦(女郎)へと落とされる社会となった。


石長比売命(いわながひめのみこと)・木花佐久夜毘売命(このはなのさくやひめ)と呼ばれた神女は



妖怪へと変貌し・・・



女郎蜘蛛・絡新婦となり・・・


蜘蛛が生まれた。






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まとめ【本 紹介 京極 夏彦】
д゚)チラッどうも僕です。本 紹介 京極 夏彦 『絡新婦の理』文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)新品価格¥1,
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