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fc2logo本 紹介 京極 夏彦 『狂骨の夢』


д゚)チラッ
どうも僕です。


今回は、京極 夏彦  『狂骨の夢』

「百鬼夜行シリーズ」の第三弾

秋の夜長にシリーズ2冊読破 (`・ω・´)シャキーン


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出版社/著者からの内容紹介

夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実の縺れに悩む三人の前に怪事件が続発する。海に漂う金色の髑髏、山中での集団自決。遊民・伊佐間、文士・関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?著者会心のシリーズ第三弾。


志水アキにより漫画化され、前作『魍魎の匣』に引き続き「コミック怪」で連載された。

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ここからは私的『狂骨の夢』の感想です。

※ネタバレ気にする方は読まずにスルーしてください。
ε≡≡ヘ( ゚Д゚)ノ



http://ja.wikipedia.org/wiki/狂骨

狂骨は井中の白骨なり

世の諺に 甚しき事をきやうこつといふも このうらみのはなはなだしきよりいふならん





夢(ゆめ)とは、

・睡眠中あたかも現実の経験であるかのように感じる、一連の観念や心像のこと[1]。

・睡眠中にもつ幻覚のこと[2]。

・将来実現させたいと思っていること[2][1]。願望。

wikiより


今回は『夢』・『髑髏』がキーというかこの言葉に翻弄されます。

そして今回の話は全てが現実の話で全てが夢の話なんです。

私は海に漂っている。
畳も布団も闇に溶けている。
ゆっくりと、ゆっくりと沈んで行く。
(中略)
私はそのうち、すっかり骨だけになる。身が少し軽くなる。ただ、浮かび上がることはなく、それでもまだ沈み続ける。

(京極 夏彦 『狂骨の夢』p11)



この夢なんとなくプカプカふわふわしていて好きですね。私的に(´・д・`)


宇田川朱美は、異常な夢を見る。

自分の夢なのに自分の知らない場所や記憶のような夢を見て精神が悲鳴を上げる。錯乱する。

夢か?現か?さだかではなくなっていく。。。
騒騒、騒騒、騒騒、ざざ、ざ
ざ。

(京極 夏彦 『狂骨の夢』p16)



伊佐間一成が逗子に釣りに行き、とある女(朱美)と知り合う。

朱美の不思議な身の上話から物語りは動き出す。
「妾(あたし)は人を殺したことがあるんでございますよ。」
(京極 夏彦 『狂骨の夢』p80)



そして夢と現実の縺れに悩む三人を軸にして、まるで関係者全員が髑髏に憑かれたのかの様に
 
次々起こる事件、


『兵役忌避者猟奇殺人事件』・『二子山の集団自殺事件』・『金剛髑髏事件』・『逗子湾生首事件』・『宇多川崇殺人事件』

調べれば調べるほど(読み進めば進むだけ)広がる『謎』

・・・わからなくなる。。。エッ?(゚Д゚≡゚Д゚)エッ?

--混乱する一方じゃねえか。
解決すれば解決する程謎が多くなる。こんな事件--いや事件か--は、身体に悪い。
何も手つかずでいた時の方が余程すっきりしていた。

(京極 夏彦 『狂骨の夢』p602)



こんなふうに木場が考えるように事件全体の輪郭はどんどんみえなくなっていく。。。←これが面白かった。



「世の中にはね、不思議なことなど何ひとつないのだよ。そうだね関口君」

(京極 夏彦 『狂骨の夢』p646)




しかし京極堂は全てお見通し。エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?まじでこの人スゴイ

京極堂は語る。狂骨とは三題話の妖怪だと。では今回の事件の中の三題話とは一体何か。

さてさて京極堂の『憑き物落し』によって事件は全てスッキリしてしまう。


おしまい






怪奇・不可解極まる事件が実は蹴球・・・髑髏をおっかけての3者のラグビーとはッΣ(゚д゚;)ヤラレタ

今回は精神・心理学・潜在意識・宗教・トラウマここらへんが凄かった

京極堂の講釈(半分もわかってないんだけど・・・)

「実に、見事な左道であった」
(京極 夏彦 『狂骨の夢』p898)



さてさて、

朱美のことはずっと変だと思っていました・・・頭の隅にある違和感・・・どうしても同一人物とは思えませんでした。

混乱しましたが、

答えは朱美と民江の記憶の交錯。なるほど!状況に翻弄されつくりあげられた宇多川朱美という人格。

「ミナカタ」と「ムナカタ」の間違いか~

いやしかし、
朱美すごく魅力的な人ですね。惹かれました(´∀`*)ポッ彼女の魅力を伊佐間との会話でさらに引き立てるというか

伊佐間もすごくいいキャラなわけで二人とも『粋』
「お前なんか大っ嫌いだッ!」
伊佐間の予想は外れた。
朱美は伊佐間の方を見て、笑った。

(京極 夏彦 『狂骨の夢』p969)


これだけみるとあれですけど、読んだ方なら解ると思います。朱美の清清しさ・伊佐間のキャラとても良かったです。




|Д´)ノ 》 ジャ、マタ

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