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fc2logo本紹介  東野圭吾 『幻夜』


д゚)チラッ
どうも僕です。


前回紹介した『白夜行』
そして今回紹介するの『幻夜』姉妹作もしくは続編とも呼ばれている作品です....φ(・ω・` )

作者 東野圭吾さんがs-woman.netスペシャルインタビューで、
どちらから読んでもらってもいいのですが、両方読めば両方読んだなりの面白さがあると思います。ただ『白夜行』の“続編”にはしたくなかったので、『幻夜』を書くとき、そこは苦労しました。ズバリ書いてしまうのは無粋。両方を読んだ人同士でいろいろ想像して盛り上がってくれればいいな、と思っています。


と語っているように相当『白夜行』を意識して執筆にしたため、ところどころにこの二つの作品がリンクしています。

私は『白夜行』→『幻夜』と読んだため、また事前に姉妹作等の情報を聞いていたので、より一層続編としての位置付けから逃れられず、この作品を読んでしまいました。

つまりは『幻夜』から読んだほうが純粋に楽しめるのかな~とも思います( ´ノД`)コッソリ

2010年11月21日よりドラマとして放映されたのも記憶に新しいかと思います。

主なキャスト  深田恭子  塚本高史


20101126_647063.jpg
(C)1996-2011 wowow.inc.
実際は見れていないのですが.....(;^ω^) 良さげ?っぽいです。


幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))

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出版社/著者からの内容紹介
幻の夜を行く男と女。息もつかせぬ傑作長編!
阪神淡路大震災の直後に、出会った男と女。男が犯した殺人を知る女は、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。だが彼女にも恐るべき秘密が。名作『白夜行』の興奮が再び!(解説/黒川博行)




ここからは私的『白夜行』・『幻夜』そしてドラマを含めた感想です。

※ネタバレ気にする方は読まずにスルーしてください。
ε≡≡ヘ( ゚Д゚)ノ
やはりタイトル『白夜行』『幻夜』つまり「夜」なんです。

まさに人間の悪意や暴力などを描き出している。【ノワール】なんですね(゚A゚;)ゴクリ
それがこの作品の面白さです。


※「白夜」= 真夜中になっても薄明になっているか、または太陽が沈まない現象のこと。

これは原作から

『あたしはね』『太陽の下を生きたことなんかないの』
『あたしの上には太陽なんかなかった。いつも夜。でも暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。太陽ほど明るくはないけれども、あたしには十分だった。あたしはその光によって、夜を昼と思って生きてくることができたの。わかるわね。あたしには最初から太陽なんかなかった。だから失う恐怖もないの』

(東野圭吾,白夜行, p.826)


雪穂のセリフです。

不幸にも太陽を失った雪穂にとって“太陽に代わるもの”は亮司でした。

作中雪穂と亮司の関係をテッポウエビとハゼの相利共生となぞらえていましたが二人は互いに協力し合い罪を重ね生きていきます。

それは『愛』『互いの罪』そして『罰』だったのかもしれません。


そして仮に『幻夜』が続編だとして....雪穂=美冬だとしたら、“太陽に

代わるもの”さえも失ってしまった彼女を見ているのかもしれません。


何故俺の魂を殺した。自分たちには昼なんかないとおまえはいった。いつだって夜だといった。夜を生きていこうといった。それでもよかった。本物の夜ならばよかった。だけどおまえはそれすら与えてくれなかった。俺に与えられたものは、すべて幻だった。
(東野圭吾,幻夜, 第12章-7)


水原雅也の頭の中の言葉です。

“太陽に代わるもの”ではないんです。水原雅也は亮司の“代用品”にはなれなかった。

『白夜行』では雪穂のために亮司は自身の父を殺し雪穂もまた亮司のために自身の母(雪穂自身のために計画性があるかのようにも推測できるが)を殺した。

「殺人」その“償い”故の相利共生=対等関係が『幻夜』にはないのです。はじめから利用されている。

数々の男を陥れて行った冷酷、非常な女 =強い女性になっていってしまった・・・・・と感じます。

いや!?まさかまさか
エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?

原作『白夜行』のラストで、

雪穂は亮司すらも利用し・・・・・・最後は・・・・・・死へと追いやった・・・

捜査の網が身辺に来ていることをサボテンの鉢から推測できた雪穂が意図的亮司に警告しなかったのでは?

数々の犯罪捜査をすり抜けてきた亮司があまりにも最期は無用心で、怪しいですね・・・・・


ともとれる面白さがあるのです!!

両方読めば両方読んだなりの面白さがあると思います。by東野圭吾


東野圭吾・・・恐るべし!!


|Д´)ノ 》 ジャ、マタ


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