fc2logoスポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

fc2logo本 紹介 東野圭吾 『手紙』


д゚)チラッ
どうも僕です。



今回は東野圭吾『手紙』

2006年11月3日に全国松竹・東急系で映画化されたのも記憶に新しいかと思います。

てか本当に映画やドラマ化されてんの多いな~

キャスト

山田孝之

玉山鉄二

・エリカ様でお馴染みの沢尻エリカ

手紙(C)2006『手紙』製作委員会

映画良かったね~・・・。もちろん原作もすごくいいです。

テーマは『加害者の家族』  『被害者の遺族』  『犯罪者』  『罪』   『罰』  『差別』

重いテーマですね・・・・・・・・

ちょっと話がズレますが

何故、人は罪(殺人)を犯してはいけないのか?

もしこのような質問をされたらなんと答えますか?

【殺人】
第百九十九条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。

【強盗致死傷】
第二百四十条 強盗が、人を負傷させたときは無期又は六年以上の懲役に処し、死亡させたときは死刑又は無期懲役に処する。

刑法は罪を犯した人にこういった罰を与えますと書いてあります。

日本の刑法には、殺人がいけないことだとは一言も書いてないです。

道徳的な価値判断を表す言葉『いけないこと』や『禁止』がないんですね。

●他人が悲しむことをしてはいけないから

●自分がされて嫌なことはしてはいけないから

●命は大切で1つしかないものだから奪ってはいけないから

●法律があるから(ルール)

●社会の秩序を守るためだから

●道徳的にしてはいけないことだから

答えは色々な見方があるよね。一つではないと思うし全て当たってると思う。

この『手紙』が一つの答えなのかもしれない( ー`дー´)キリッ

手紙 (文春文庫)

新品価格
¥660から
(2011/3/6 21:55時点)



出版社 / 著者からの内容紹介

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。


ここからは私的『手紙』の感想です。

※ネタバレ気にする方は読まずにスルーしてください。
ε≡≡ヘ( ゚Д゚)ノ
命は軽くない決して他人から奪われるものではない。

それを犯した兄そしてその弟・・・・・・・・。

弟は兄の罪により世間から差別され疎外去れていく・・・・。

結婚も就職も夢も全て兄がおかした罪により邪魔をされ・苦しみ、残酷なまでに人生を狂わされてしまう

それとは反対に刑務所からくる兄の『手紙』は・・・・・。

兄は弟のために殺人を犯したが弟はどこかで兄を憎みつつやはりどこかで繋がっていた・・・・。

何故こんな目に俺があうのか?最後に弟はある過酷な選択をする。

そして兄は長い年月がたって初めて自分の罪が何をもたらしたか知ることになる。

この『手紙』やはり一番重要なところは社長さんの言葉ではないでしょうか?


「しかしね、人事部の処置は間違っていないと私は思う。当然のことをしただけだ」
(東野圭吾「手紙」p316)


●「差別はね、当然なんだよ」
(東野圭吾「手紙」p317)


●「君が兄さんのことを憎むかどうかは自由だよ。ただ我々のことを憎むのは筋違いだといっているだけだ。

もう少し踏み込んだ言い方をすれば、我々は君の事を差別しなきゃならないんだ。

自分が罪を犯せば家族をも苦しめることになる-すべての犯罪者にそう思い知らせる為にためにもね」

(東野圭吾「手紙」p319)



まだまだいっぱいありますが、ここで書くのはもったいない(; ・`д・´)

刑に服すことで反省し、罪を償ったとしても法律上・行政上の意味でしかない

本当の意味での償いとは罰とは?

読めばこの本が鏡となって読者の道徳観に良い・悪いではなく淡々と課題を提示してくる。

最初から最後までテーマがブレルことなく、徐々に沈められていく重たさがある。

抑制の効いた文章で淡々と、迫ってくるこんな書き方ができるなんてすごい!!スゲェ!!

感動のラスト是非読んで考えて自分と向き合ってほしいです。


|Д´)ノ 》 ジャ、マタ



にほんブログ村 小説ブログ 小説情報へ
人気ブログランキングへ

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。